「あれ?いつもと違う…」そんなあなたへの処方せん
いつものスキンケアをしていて、突然肌がザラザラした経験はありませんか?
「あれ?ちょっと荒れてる??」と思ったり、いつもの化粧水がしみたり。
こんな時には、肌が一時的に敏感肌に傾いている場合が多いです。
敏感肌になってしまったら、元の状態に治すにはコツがあります。
今回は荒れ方のレベルによっても使い分けられるように3つの方法をご紹介します!
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少し肌がざらつく程度なら・・・
乾燥のしすぎで敏感になっているか、水分バランスの乱れでニキビ等の肌荒れを起こしているかの2種類あるかと思います。
どちらにしろ、いつものコスメを使うと刺激になってしまうので、ラインを変えましょう。
乾燥しすぎで荒れている人におすすめなのは「キュレル」。
乾燥性敏感肌の人の為に作られている化粧品です。
こちらは保湿力がとても高いので、付けた時にかなり安心感があります。
化粧水と乳液重ねて付けることをおすすめします。
それでも乾く人は上にさらに馬油を重ねてみて下さい。
キュレルで保湿した水分をしっかり肌に留めて、長時間守ってくれます!
ニキビ系の荒れで困っている場合は、専用のコスメに頼りましょう。
オススメは皮膚科でも薦められる実績のある「NOV」です。
無香料・無着色・低刺激にこだわりつつも、ニキビの原因のアクネ菌に直接働きかけます。
ニキビの場合は洗顔などの落とすものから保湿までこちらに切り替えた方が効果的です。
洗顔は意外と大事で、ここを見直すことで皮脂の詰まりが取れて、ニキビが改善する方も多いです。
しっかりと泡立てネットなどで泡立て、指でこすらないよう泡の力で洗ってみて下さい。
タオルで拭いた後、顔のトーンがワンランクアップすると思います。
市販品では効果が薄かった場合は・・・
さらに低刺激なものが欲しい方は、皮膚科で処方してもらえる保湿剤が安心です。
名前は「ヒルドイド」や「ビーソフテン」と言います。
皮膚科以外でも内科などどのような病院でも処方してもらえます。
肌荒れの名目で病院に行って、
「過去に使った時に状態が良くなったことがあるのでまた使いたいんですが」
などと相談すればすぐに処方してくれます。
保険が効くので、ずば抜けた保湿効果から比べるとずいぶん割安に手に入れることができます。
乳液タイプでとてものびが良く、使っていても気持ちのいいテクスチャーです。
アトピーの方にも処方される保湿剤なので敏感肌にもバッチリ合います。
保湿剤が滲みるようなら・・・
何か付けるだけでもヒリヒリする。保湿しても肌のゴワゴワがずっと取れない!!
そんな時は、一旦化粧品や保湿剤の使用をストップしてみましょう。
「でもそんな事をしたら肌がますます乾燥してしまうんじゃ?」
と不安になるかもしれませんが、肌に負担なく保湿できる方法がひとつあるんです。
それは「ワセリン」を使う事。
これは実際に皮膚科でも薦められている方法で、水とワセリンだけで保湿を行うという物です。
場合によっては、これにステロイド軟膏を重ねて塗って治していく場合もあります。
薬も併用するかどうかは肌の状態によって変わりますが、保湿の面だけならすぐに真似できるので試してみるといいかも!
使い方はこの通り。
- まず水かぬるま湯だけで洗顔します。
- タオルで拭かずに、顔と手がびしょびしょのままでワセリンを手に取ります。
- ある程度両手に伸ばしてから、肌に馴染ませるようにしてワセリンを塗ります。
コツは絶対に肌の水分を拭かないこと。
ぬれた状態からワセリンを塗る事で保湿力が発揮されます。
シンプルですが、びっくりするくらいに肌が乾燥から守られます。
肌の状態が治ってきたら普通の化粧品に戻しましょう。
おわりに
突然化粧品が合わなくなるのはとても不安ですよね。
でも珍しい事ではなく、誰でも起こりうるトラブルなので落ち着いて対処して下さいね。
それに、こんな時頼りになるのはやっぱり皮膚科だったりします。
お肌がいつもの状態ではないと思ったら、少しの荒れでも遠慮なく皮膚科に相談しましょう。
市販品ではなかなか無いような効果の高いものを安く処方してもらえます。
ライター:オランジュ