日本人の間では特に「日焼け厳禁!」という認識が当たり前になってきているので、あえて夏に肌を小麦色に焼こうという人は少ない傾向にありますね。
でもいくら肌のためとは言っても、いつも白肌では夏の気分が楽しめない時もあります。
そこで今回は、メイクで日焼け風の顔を作る方法についてご紹介します。
ライター:オランジュ
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初心者はチークのみから
実はチークを入れる場所をいつもと変えるだけで、日焼け風に見せるテクニックがあります。あまり手の込んだ事はできないけど、手軽に日焼け風を楽しみたいという方にはこの方法がおすすめです。
この方法でチークを入れると、白肌の女の子が日に焼けて間もない、肌がほてっているような感じに仕上がります。水着でビーチに行くときや、レジャーに出かける時にこのメイクで行くと可愛いですよ。
用意するのはオレンジのチーク
もっとも日焼け風に見える色のチークはオレンジ色です。ピンク味のまざったコーラル系よりは、思い切ったみかんのようなオレンジの方がよりリアルです。道具の選び方としては、チークブラシのような大きめのブラシと、パウダータイプのオレンジチークを用意するとメイクが一番簡単だと思います。
日焼け風チークのポイントは、普段太陽の光が当たりやすい部分にチークを入れること。この場合は頬骨の上です。その他、鼻筋やあご先など出っ張った部分などにも軽く入れることでリアル感が増します。
日焼け風チークのやり方
1.まずはふつうにファンデーションを塗り、目元などブラウン系のごく普通のアイメイクをしましょう。
2.いよいよチークです。まず自分の頬骨を触ってみてください。一番盛り上がっている場所を左右とも見つけて触ってみます。鏡をよく見て、その頬骨2つを直線で結んだラインを想像して下さい。
3.想像したラインの途中に、鼻筋の一部も含まれると思います。この部分も含めてすべてが今回チークを入れる場所です。ラインが分かったら、ブラシにチークを取って、片頬ずつ入れていきます。入れ方は頬の外側から内側へ。セオリーとは入れる方向が逆ですが、日焼け風メイクではこちらのほうが自然に仕上がります。
4.両頬が終わったら、最初に想像したラインに従って鼻筋にもチークを軽く入れて、一直線を完成させましょう。入れすぎる必要はありません。ちょっと色づいたかな?と思う程度で十分です。
5.仕上げにあご先にもブラシに残ったチークをちょんちょんとつけます。このひと手間で日焼け風メイクが可愛く仕上がります。
中級者はベースメイク全体で日焼け肌を再現
次はファンデーションやハイライト、シェーディングなどベースメイク用アイテムを駆使して、立体感のあるリアルな日焼け肌を作っていく方法をご紹介します。
用意するのはワントーン暗めのファンデとハイライト&シェーディング
日焼け風ベースメイクでは、いつものファンデーション以外にもうワントーン暗いファンデーションをご用意下さい。買ってみたもののちょっと色が濃かった・・・というファンデーションがあればそのリサイクルにも使えますよ。
プラス、光の陰影もつけていきたいのでパウダー状のハイライトそしてシェーディングを用意します。2つともがパレットに入った状態のものも売っていますのでセットで買ってしまえば、普通のメイクにも使えますし便利だと思います。
このメイクのポイントは肌の立体感と、光のベールをまとったような輝き感です。立体感は濃いファンデーションで作り、輝き感はハイライトで作ります。
日焼け風ベースメイクのやり方
1.まず普通のファンデーションを薄めにさらっと顔全体に伸ばします。
2.次に濃いファンデーションを本来チークを入れるところ、頬骨と、その下のへこんだ部分に幅広
く入れ引き締まった印象にします。
3.濃いファンデーションをフェイスラインにもなじませて、日焼けメイクが首元と自然につながるようにします。
4.輝き感はハイライトで作ります。肌の中で光の当たるところ、おでこや鼻筋、まぶた、頬骨、あご先にはハイライトを使って輝きを与えます。
5.仕上げにシェーディングを眉頭のくぼみに入れ、立体感をプラスして完成です。
他のパーツの仕上げ方
ベースメイクやチークに工夫をすると「日焼け風」になることは分かりました。ではその時、目元や口元はどんな色を使うとよりバランスがいいのでしょうか?詳しくご説明します。
目元はラメ感たっぷりにカラーレスで
目元におすすめなのは、クリームタイプのベージュのラメシャドウです。単色使いするだけなので簡単。まぶたにスッと塗るだけで、濡れたようなツヤが出て夏らしく決まります。
口元はうるおい感のあるグロスで元気よく
これまで日焼けメイクというと、唇はカラーレスにベージュを選んで主張させないようにすることが多かったのですが、近年はリップメイクにポイントを置くメイクが流行っているので少し血色を感じさせる色をセレクトする方が今っぽいでしょう。サーモンピンク系のラメ入りグロスをつけて元気な印象にします。
眉やアイライン、マスカラのポイント
全体的に日焼け感を出すときには、眉やまつげは黒より茶の方がしっくりきます。明るめのブラウンのアイブロウやアイライン、マスカラをつけましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?いままで日焼けメイクに手を出したことのない方も、チークだけ変える位であればこの夏から始められるのではないでしょうか?ぜひお試しになってくださいね。