「書く」ことに特化した電子メモ、ポメラDM100をレビュー
サイト管理人のつるばたです。
私は副業でブログをいくつか運営しています。いわゆるブロガーのはしくれです(笑)。
ブロガーのメインの仕事は「書く」こと。
どんどん記事を書いて、どんどんブログにアップしていかなければなりません。
本業と合わせて、一日中馬車馬のように働いている状態。
書かなきゃならないけど、時間がない・・・
やはり悩みは時間が足りないこと。
往復4時間の通勤時間。フルタイムで仕事をこなし、家に帰れば奥さんの小言の一つも聞いてあげなければなりません。
もう、とにかく時間がない! 時間、時間、時間・・・
「なんとかスキマ時間に記事を書く道具がないものか」と探していたところ、やっと求めていたものに出会いました。
それが、ポメラDM100 です。
「文章を書くこと」に特化した孤高の存在 それがポメラDM100
キングジム デジタルメモ ポメラ DM100 ブラックはまさに「文章を書く」ためだけにあるガジェットと言っても過言ではありません。
実際に使ってみてと実感しました。
文章を書くのに無駄な機能がいっさい削ぎ落とされています。
simple is best を地でいくようなガジェットです。
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ポメラDM100の使い方
シンプルすぎる! ポメラの使い方。
開く
ノートパソコンと同じように、パカっと開きます。
※ポメラDM100を開くときは、背面ヒンジ部に指を挟みやすいのでご注意
2秒で起動
起動がむちゃくちゃ早いです。
パスワードを設定すれば、ここで4桁の暗証番号を入力。
文章を書く
起動して3秒後には、サクサク文章が書けます。
パソコンのように「立ち上がりが重い」ということはまったくありません。
本体のメモリかSDカードに保存
データは本体メモリかSDカードに保存します。
「Menu」→「ファイル」で保存してもいいですし、
「Ctrl」+「S」のショートカットキーで上書き保存もできます。
急に作業を中断してポメラを閉じても、データは消えません。
もうね、これだけなんです。
テキスト入力のために極限までスリム化されたガジェット。潔い。
シンプルすぎて気持ちいいくらいw
パソコンでもいいけれど・・・
「ノートパソコンがあるじゃないか」という人が多数ですよね。
私はポメラに出会うまでは、パソコンを持ち歩いていました。
出勤前の早朝や帰宅前のわずかな時間を惜しんで、カフェに飛び込んでブログ書いてました。
でも、パソコンって重いんです。どんなに軽いノートパソコンでも1kg前後の重量ですし、軽ければ軽いほど値段が高くなります。
軽くて高性能なパソコンは高い・・・
MacBook Air、VAIO、ASUSなど、軽いノートパソコンはあります。
でも、値段が高いんです。安くて5万円くらい。高スペックを求めれば、軽く10万超えますよね。
しかも、私のような平民にとって、10万を超えるパソコンを持ち歩くのはどうしても抵抗があります。衝撃による故障、盗難など心配が耐えません。
ついついネットサーフィン
パソコンの一番の弊害はこれ!
フェイスブック、Twitter、ヤフーニュース・・・ネットの世界は誘惑でいっぱい。記事を書こうと思ってカフェに来たのに、1時間ネットサーフィンして終了という・・・何しにきたんだ?
「書く」ためにポメラDM100がベストな理由
軽くてスリム
ポメラDM100の一番の利点は、薄くて小型で軽量なこと。
横17.00mm 縦15.5mm
ボックスティッシュと同じくらいの幅
最薄部は11.9mm
重さは約399g(電池含まず)
片手で余裕で持てます。
11インチMacBookairで1.08 kgですからね。すごく軽い。
使いやすい
「小さすぎて使いにくいのでは?」
そんなことはありません。
ポメラDM100の画面はシリーズ最大の5.7インチ。
キータッチもソフトで疲れにくいです。多少、タイプ時の音が気になるものの、慣れれば問題なし。
起動が早い
開けたら3秒後に書けますからね。この早さは、忙しいビジネスマンに重宝されると思いますよ。
良いアイデアが浮かぶ時って、電車でゆったりくつろいでいたり、街をぶらぶらあるいていることが多い。そんなとき、パッと鞄から出してメモをとることができます。
お手頃な値段
本体価格は36000円ですが、発売からだんだん値段が下がり、現在ではアマゾンで20000円弱で購入できます。
安くはないですが、一般的なノートパソコンよりはダンゼン安い。お手頃な値段ですね。
書くことに集中できる
ネットもメールもSNSもない環境は、書くことに集中できます。「無駄な機能がない」というのはメリットなんです。
ネットサーフィンはスマホで十分です。
さらに充実の機能が!
ポメラDM100のスバラシイ機能はこれだけじゃない!
バックライト機能
暗いところでも作業ができます。
国語 英和 和英辞書 完備
画面右のボタンからワンタッチで、国語 英和 和英の辞書を参照することができます。
「ポメラDM100掲載辞典」
明鏡国語辞典MX/ジーニアス英和辞典MX/ジーニアス和英辞典MX
※「MX」シリーズは、大修館書店が書籍版の辞書を元に、モバイル端末用に再編集したものです。
iPhone iPadのキーボードとして使える(Bluetooth)
さらに、ポメラDM100は、iPhone iPadのキーボードとして使えるんです!
Bluetoothでワイヤレスで接続することができます。
画面左のBluetoothキーからワンタッチで接続可能
iPadを専用スタンドにたててポメラDM100をキーボードにすれば、パソコンみたいに使えます。
ポメラDM100で作成した文章をそのままメール、Twitter 、Evernote へ
この機能はかなり便利!
ポメラDM100で作成した文章をiPhoneに移して、メール、Twitter 、Evernote できるのです!
ポメラで作成した文章はQRコードに変換することができます。
それをiPhoneで読みとり、メールやTwitter Evernoteへ送ることができちゃいます。
※QRコードの読み取りは、iPhoneアプリ「ポメラQRコードリーダー」を利用します。
実際にアプリを使って、写真のQRコードを読み取ってみてください。メッセージが出たら成功です。
例えば、長文メールを打たなければならない時、iPhone では打ちづらいですよね。
しかし、ポメラDM100でいっきにテキストを作成して、QRコードに変換。アプリで読み取れば、そのままメールとして投稿できます。
さらに、Evernoteへの投稿も可能。
この機能を使うには、FlashAir(別売)と無線LANネットワーク環境が必要です。
縦書きにも対応
ポメラDM100は縦書きにもできます。
小説を書く人なんかにはうれしい機能ですね。
ポメラのデメリット
パソコンの機能はない
デメリットといえば、やはりパソコン機能がないことでしょうか。
ポメラDM100は書くことに特化しているので、インターネット、メール、SNSなどはいっさい使えません。これはしかたない。
でも、いまはスマホがありますからね。
バッテリーは?
ポメラDM100は電池で動きます。
単3形アルカリ乾電池2本でOKです。コンビニでも購入できるので便利ですね。
「使い捨て電池はもったいない」と感じる人は、
繰り返し充電できる電池、エネループ(別売)がオススメです。
ポメラDM100の取扱説明書によると
単3形アルカリ乾電池の実使用動作時間は約30時間
単3形エネループ(標準)は約25時間
※2時間キー入力、2時間待機状態での換算時ポメラDM100の取扱説明書から
データ保存はどうする?
ファイルは本体のメモリに保存できます(本体メモリ:128MB(システム領域含む))。
ただ、大量のテキストを保存する人は、SDカードを利用したほうがいいです。
ポメラDM100は
2GBまでのSDカード
32GBまでのSDHCカード
に対応しています。
データのやりとりは?
さて、ポメラDM100に作成したデータをパソコンに移す方法はいくつかあります。
専用USBケーブルで接続
付属の専用USBケーブルでポメラDM100とパソコンを繋ぐことで、データのやり取りができます。
SDカードを使用
もちろん、SDカードでのデータ受け渡しも可能です。
Bluetoothで接続
データの移動においても、Bluetoothを使うことができます。
ポメラDM100とパソコンをBluetoothで接続することで、パソコンからポメラDM100のデータにアクセスすることができます。
こんなシーンにポメラDM100がオススメ!
外出時のちょっとした空き時間に
会議の合間に、休み時間に、ちょっとしたアイデアを書きためることができます。
街を歩いていてイメージが浮かんだら、パッとポメラDM100をカバンから取り出して起動。サクッと入力。
近くのカフェに入ってじっくり書くのもいいですね。
移動中でもサクサク入力
良いアイデアって、新幹線や電車内で思い浮かべることが多いんですよ。
1/fゆらぎの効果でしょうか。
取引先に長文メールを書くときも、ポメラとiPhoneの連携で簡単にできてしまいます。
講義・研修会のメモに
講義のメモにポメラを使う大学生もいるそうです。
ブラインドタッチができれば、手書きよりも早いですからね。
会社の研修会でポメラDM100で速記してたら、カッコいいですね!
ポメラDM100は「文書を書くプロ」のためにある
雑誌編集者やジャーナリストが愛用するくらいですからね。「記事を書かなくてはいけない」人にとってすごい力を発揮します。
私もポメラDM100を使い始めて、アウトプットが劇的に増えました。
本業の合間のわずかな時間を上手く使えるようになりました。もっと早く出会っていればよかった・・・