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認知症を予防するための朝の過ごし方とは?

      2016/02/08

頭を抱える男性
朝、ちゃんと起きてますか?

物忘れがひどい
芸能人の名前がでてこない
車のキーをどこに置いたかわからない…

そんな経験ありませんか?

もしかしたら、それは「認知症の始まり」かもしれません。

日本には現在160万人の認知症患者がいます。

超高齢化社会を迎える日本で、今や認知症は社会問題です。本人だけの問題でなく、家族や親戚の人生にまで影響をあたえるもの。誰もが考えなければならない問題ですよね。

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なぜ認知症になるのか

認知症の原因はいまだよく分かっていません。

認知症患者の脳を調べると、明らかな神経の異常がみられます。しかし、「なぜ認知症が発症するのか」という根本的な原因は発見されていないのです。

年を取れば、多かれ少なかれ誰もが「脳の衰え」に悩むもの。おじいちゃんやおばあちゃんが孫の名前を間違えた、なんてことはよくあることです。

実際、加齢とともに認知症の患者数は増加してることから(85歳以上で約20%)、加齢が認知症の原因になることは間違いないでしょう。

しかし、まれですが「若年性認知症」と呼ばれる65歳以下で発症するケースもあります。

認知症症状の推移

症状は3期にわかれます。

はじめの頃は、加齢とともになんとなく物忘れが増えてきたな、といった軽い症状です。

しかし、この時点で認知症と気付かずに放っておくと、発症後10年ほどで人格崩壊などの後期症状になることが多いです。長くても予後は15年以内といわれています。

認知症は進行する。だから予防が大事

認知症は放っておけばどんどん進行します。ですから、「認知症にならない」「認知症が始まったらなるべく進行を遅らせる」ことが大事です。

認知症を予防する方法はあるのでしょうか。

様々な方法が言われていますが、明日からすぐにでもできる方法があります。

それは「朝、一定の時間に起きる」ということです。

遅起きは認知症の始まり

夫は現役の時はバリバリ働いていたのに、定年退職したとたんにボケてしまった。

よくあるケースですよね。

これは張り合いがなくなったわけでなく「生活のリズムを失ってしまった」ことが原因です。

「定年退職したら毎日ダラダラするぞ」と楽しみにしているビジネスマンは多いと思いますが、これは危険な考えです。

毎日早起きしなくていい。会社に行かなくていい。

それで昼まで寝ているような生活を続けると、明らかに脳の機能は低下します。

飛行機で海外にいくと、頭がぼーっとして働かなくなる「時差ボケ」ってありますよね。これは生活のリズムが乱れて脳と身体が活動時間に合わせて働けなくなる症状なのですが、この状態がまさに「遅起き」によるボケの状態なのです。

脳科学では「生活のリズムを失うことはボケの始まり」と言われています。

生活のリズムを失ってボケのような状態になると、脳機能が安定しなくなり、思考力が低下します。

それがストレスとなってさらに面倒くさいことを避ける、人と話すことが苦手になる。家に引きこもるようになり、ますます脳機能が低下していく……。

生活習慣の乱れから時差ボケのような症状であったものが、いつしか本物の認知症に進行してします。

こういったことは十分考えられます。

脳はもともと怠け者

「俺は大丈夫。自分を厳しく律することができるよ」と思う人もいるでしょう。

しかし、脳をなめてはいけません。

脳は相当の怠け者です。

人間は会社なり家事なり、何かに強制されて動かされる環境にいないといけません。何も強制されない環境に置かれると、大脳辺縁系と呼ばれる「人間の原始的な本能」を司る機能の欲求に従って行動するようになります。

その結果、感情系の要求ばかりに従うようになり、快楽を求めてばかりで、面倒を避けるようになる。

脳はもともと楽をしたがるようにできているのです。

脳の「怠けたい欲求」に抵抗することは、とても困難です。自分の意思だけでは難しいのです。

だから、強制的に自分を律するシステムを作っておくことが必要なんですね。

朝、一定の時間に起きましょう

なんとかして「朝一定の時間に起きる習慣」を作りましょう。

そのためには、外部からの強制力を利用することが大事です。自分の意思でやろうと思わずに「朝起きなければならない」理由を作ってしまうわけですね。

  • 朝できる仕事をみつける
  • 犬など動物を飼う
  • 社会人サークル
  • ボランティア

こういった社会との接点を作ることで、強制的に朝起きなければならない状態を作ることをオススメします。

脳にもウォーミングアップが必要

思考系を活性化するためには、足・手・口といった運動系の機能を使うことが有効です。

現代人は思考ばかりに意識が向き、運動系の機能が重要視されていないと言われています。

しかし、実は運動系こそが思考系を活性化するために重要な役割を担うのです。

赤ちゃんが成長していく姿を思い浮かべてみましょう。

寝るか泣いているだけの状態からハイハイをするようになり、やがて二本足で歩行できるようになります。手を自由に操れるようになると、一気に成長が加速します。手でさわったり口に入れたりして社会との接触を覚え、口を使って言葉を話せるようになって、初めて高度な思考ができるようになるのです。

つまり、思考系の前段階である運動系を動かしておくことが、その日の思考系を高めておくウォーミングアップになるのです。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)では、朝のウォーミングアップとして以下のような行動を推奨しています。

散歩など軽い運動
部屋の片付け
料理
ガーデニング
挨拶+一言
音読(できれば10分以上)

「脳が冴える15の習慣 ~記憶・集中力・思考力を高める~」築山 節 著

こういった運動を朝少しだけ行うだけでも、その日の脳の働きが抜群に高まるでしょう。

まとめ

・遅起きは認知症の始まり。認知症を防ぐには起きる時間を一定にすること
・生活のリズムが崩れると認知症になりやすくなる
・脳を活性化するには、手・足・口を動かすこと

 - 健康, 認知症